生活習慣病|とうない循環器内科クリニック 八千代台|
八千代台の循環器内科・糖尿病内科・内科

〒276-0033 千葉県八千代市八千代台南1-8-1
クリエイトS・D八千代台南2階
総合番号:047-409-2402
予約番号:050-5830-3804
WEB予約 アクセス
ヘッダー画像

生活習慣病

生活習慣病|とうない循環器内科クリニック 八千代台|
八千代台の循環器内科・糖尿病内科・内科

生活習慣病とは

体操中の男性と女性

生活習慣病とは、生活習慣が原因で発症する病気の総称です。運動不足や不適切な食生活、過度な飲酒、喫煙やストレスなど、習慣や環境が深く関与し、これらが積み重なることで発症します。 日本人の三大死因は、癌、心疾患、脳血管疾患ですが、これらの危険因子となる肥満症、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などはいずれも生活習慣病とされています。生活習慣病の多くは自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。その結果、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあります。健康診断などの一般的な検査によって早期発見が可能です。決して安易に考えず、検査値に異常がある場合や少しでも不安を持たれた時は、お早めにご相談ください。

当院の生活習慣病診療の特長

当院は、循環器専門医の視点から、心血管、脳血管、腎機能障害の予防や進行抑制を意識した診療を行っています。また、各ガイドラインを基準としていますが、患者さんごとに様々な背景がある為、ガイドラインに固執せず、それぞれに見合った診療を心掛けております。

生活習慣病一覧

高血圧症

高血圧症は、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、大血管疾患(大動脈瘤、大動脈解離)、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、慢性腎臓病を発症する確率を上げる病気です。血圧の管理に当たっては、診察室だと高めに出てしまう方もいる為、家庭で測定した数値も参考にさせていただいています。血圧手帳やノート等に記載したものを、診察の際に見せていただくと管理がしやすくなります。

高血圧症の診断基準

診察室血圧:140/90mmHg以上
家庭血圧 :135/85mmHg以上

降圧目標

75歳未満、冠動脈疾患、脳血管障害、糖尿病、慢性腎臓病(尿蛋白陽性)、抗血栓薬内服中

診察室血圧:130/80mmHg未満
家庭血圧 :125/75mmHg未満

75歳以上の高齢者、慢性腎臓病(尿蛋白陰性)、脳血管障害(一部)

診察室血圧:140/90mmHg未満
家庭血圧 :135/85mmHg未満

参考文献:日本循環器学会ガイドライン
     日本高血圧症学会ガイドライン

脂質異常症

脂質異常症とは、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪が高い方をさします。冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳梗塞、末梢動脈疾患などの動脈硬化性疾患を発症する確率が高くなる為、治療介入が必要です。特に、LDLコレステロールと中性脂肪は管理の中心となる項目です。数値の管理については、年齢、性別、喫煙の有無、合併する疾患により目標値が変わる為、それぞれに見合った提案をさせていただきます。

脂質異常症の診断基準

  • 総コレステロール:220mg/dL以上
  • LDLコレステロール:140mg/dL以上
  • 中性脂肪:150mg/dL以上(空腹時採血*)
         175mg/dL以上(非空腹時)

*空腹時とは、10時間以上の絶食をさし、水やお茶などのカロリーのない水分摂取は可能。

当院では、院内に検査機器を設置しているため、当日結果が分かります。

管理目標値

まずは生活習慣の改善を行った後、薬物療法の適応を考慮します。また、LDLコレステロール(LDL-C)は、動脈硬化疾患(冠動脈疾患、脳梗塞など)の発症リスクにより目標値が層別化されています。

脂質管理目標値(mg/dL) LDL-C 中性脂肪
中リスク <140 <150mg/dL
(空腹時)
<175mg/dL
(非空腹時)
高リスク* <120
糖尿病のうち高リスク者** <100
冠動脈疾患歴*** <70
  • *糖尿病、慢性腎臓病、末梢動脈疾患有する方
  • **末梢動脈疾患、微小血管症(網膜症、腎症、神経障害)合併時、喫煙有り
  • ***狭心症、心筋梗塞

当院では、エボロクマブ(商品名:レパーサ)の注射管理も可能です。

参考文献:日本循環器学会ガイドライン
     日本高血圧症学会ガイドライン

糖尿病

糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンの作用が不十分なために血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が正常範囲を超えて高くなる病気です。糖尿病は4つのタイプに分類され、1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他特定の機序・疾患によるものがあります。日本人では2型糖尿病が圧倒的に多く、その発症にはインスリンの分泌不足といった要因に加え、過食、肥満、運動不足、ストレスなどの生活習慣が関係しているといわれています。糖尿病は初期症状が乏しく、目立った症状が現れることなく進行することが多い病気です。口渇、多飲、多尿、体重減少といった自覚症状が現れたころには、ある程度進行してしまっていることもあります。さらに、病気が進むと三大合併症と呼ばれる糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病神経障害を発症して、末期には失明したり、透析治療が必要になったりすることもあります。また、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる病気を引き起こす可能性も高まります。そのため、早いうちから、血糖値をコントロールすることが大切です。

糖尿病の診断

糖尿病型を2回確認(1回は必ず血糖値で確認する)

糖尿病型 血糖値 空腹時≧126mg/dL
ブドウ糖負荷試験
2時間値≧200mg/dL
随時≧200mg/dL
HbA1c ≧6.5%

空腹時血糖値:8時間以上絶食後に採血したときの血糖値。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは?

血糖値が高くなるとブドウ糖が赤血球の中のヘモグロビンと結合します。これがヘモグロビンA1cと呼ばれるもので、過去1~2か月間の血糖の状態を示す値です。

当院では、院内に検査機器を設置しているため、当日結果が分かります。

目標値

目標 血糖正常化を目指す際の目標 合併症予防の為の目標 治療強化が困難な際の目標
HbA1c 6.0未満 7.0未満 8.0未満

治療

・食事療法

・運動療法

・血糖降下薬

血糖値を下げる為の薬には、多くの種類(2024年の時点で、大別して10系統)があります。

  1. スルホニル尿素(SU)剤:膵臓からインスリン分泌を促進させる効果がある。
    薬:グルメピリドなど
  2. α-グルコシダーゼ阻害薬:腸管での糖の分解を抑制して吸収を遅らせる効果がある。
    薬:ボグリボースなど
  3. ビグアナイド薬:肝臓・骨格筋での糖代謝改善
    薬:メトホルミン
  4. イメグリミン:ビグアナイド効果+グルコース濃度依存的なインスリン分泌促進
    薬:ツイミーグ
  5. DPP-4阻害薬:膵臓からのインスリン分泌を促す
    薬:ジャヌビア、テネリアなど
  6. SGLT2阻害薬:尿として糖を排泄することで血糖値を下げる
    薬:フォシーガ、ジャディアンスなど
  7. GLP-1受容体作動薬:膵臓からのインスリン分泌を促す
    薬:リベルサス、オゼンピックなど

当院では、ご年齢や基礎疾患の状態により血糖降下薬の調整を行っております。皮下注射を必要とする薬も、当院では治療導入から可能です。

・インスリン療法

当院では、インスリン注射も扱っています。ただし、1型糖尿病患者さんのインスリン療法は総合病院にお願いしております。恐れ入りますが、ご理解の程をよろしくお願いします。

参考文献:糖尿病ガイドライン2024
     循環器学会ガイドライン

高尿酸血症

高尿酸血症とは血液中の尿酸が7.0mg/dlを超える状態をいいます。痛風や腎結石、尿路結石の原因となります。痛風発作は消炎鎮痛剤などの治療で、1週間~10日ほどで落ち着きますが、治療を中断してそのまま放置すると、関節炎による結節ができたり、腎機能障害や尿路結石のリスクを高めたりします。尿酸の結晶は、血清尿酸値が6.8mg/dl以上で形成されるといわれていますので、6.0mg/dl以下に保つことが治療目標となります。